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セールスインテリジェンスとは?BtoBマーケ・セールスでのデータの種類と活用法

この記事のポイント

セールスインテリジェンスとは、企業や担当者のデータを集めて整理し、BtoBの営業がどの企業に、いつ、何を訴求するかを判断する取り組みです。

セールスインテリジェンス(Sales Intelligence)とは、BtoBのマーケティングとセールスで、企業や担当者のデータを集めて整理し、どの企業に、いつ、何を訴求するかを判断するための取り組みと、それを支えるツールのことです。ここでの「インテリジェンス」は知能や諜報ではなく、判断に使うために集めた情報という意味です。社内の業績を分析するBI(ビジネスインテリジェンス)とも別のものです。

SFAもMAも入っているのに、毎月「今月はどの企業にアプローチするか」が担当者の勘で決まっている。新規開拓の電話リストは、去年の展示会の名刺のまま。こうした悩みの多くは、まだ自社と接点の少ない企業について、判断に使える情報が社内に無いことから起きます。その情報を外から集めて整えるのが、セールスインテリジェンスです。

この記事では、セールスインテリジェンスの意味とSFA・CRM・MA・BIとの違い、使う6つのデータの種類、部署ごとの活用法と事例、始めるときのステップとよくある失敗、ツールでできることと選び方を紹介します。

この記事でわかること
  • BtoBマーケティング・セールスでのセールスインテリジェンスの意味と、SFA・CRM・MA・BIとの違い
  • セールスインテリジェンスで使う6つのデータの種類と、ツールでできること
  • マーケティング・インサイドセールス・フィールドセールス・カスタマーサクセスでの活用法と事例
  • 始めるときの4つのステップと、よくある4つの失敗
  • セールスインテリジェンスツールの選び方

目次

セールスインテリジェンスとは?BtoBマーケ・セールスでの意味

BtoBでのセールスインテリジェンスとは、企業の属性・担当者・行動と関心・ニュース・使っているシステムのデータを集めて整理し、アプローチする企業の優先順位と時期、訴求する内容を判断する取り組みと、それを支えるツールのことです。

言葉は、取り組みとツールの両方に使われます。「セールスインテリジェンスを強化する」と言えば取り組みのこと、「セールスインテリジェンスを導入する」と言えば、企業データベースやインテントデータを提供するツールのことです。

架空の例で考えます。工場向けの設備保全システムを売る会社が、ターゲット企業の一覧を作っています。業種と従業員数は企業データで分かります。そこに「新工場の建設を発表した」というニュースと、設備保全の記事が社内で読まれ始めたという手がかりが加わると、どの企業から、どんな話題でアプローチするかを考えやすくなります。

ただし、集めたデータは判断の手がかりです。ニュースや関心の手がかりがあっても、その企業が買うと決めたわけではありません。どの企業に当たるかは、ICP(理想顧客プロファイル)と商談の記録と照らして、人が決めます。

なぜBtoBでセールスインテリジェンスが必要なのか?

買い手が営業担当者に連絡する前にWebで調べるようになり、問い合わせを待つだけでは、検討を始めたターゲット企業に気づけないからです。

商談獲得までのBtoBツール役割マップでは、ターゲット企業が商談に近づく行動のうち、「サイトの外で課題を調べる」「名乗らずにサイトを見る」を、どのツールにも記録が残らない死角の1つ目としています。MAもSFAも、資料請求や名刺交換で名乗った人から記録が始まるからです。

もう1つの理由は、電話が担当者まで届かない、メールが受信箱に入らない、といった場面が増えたことです。限られた接点を、検討の手がかりがある企業に向けるための情報が要ります。

セールスインテリジェンスとSFA・CRM・MA・BIの違いは?

SFA・CRM・MAは自社との接点の記録、BIは社内のデータの集計と分析です。セールスインテリジェンスは、自社との接点がまだ少ない企業も含めて、社外のデータで判断の材料を足します。

ツール 記録・分析するもの 記録が始まるとき 主に使う人
セールスインテリジェンス 企業の属性、担当者、行動と関心の手がかり、企業のニュース 接点が無い企業も含む インサイドセールス・フィールドセールス・マーケティング
SFA 商談の進み具合と営業の活動 主に、営業が企業や商談を登録してから フィールドセールス
CRM 顧客との契約と対応の履歴 主に、接点ができた顧客から 営業・カスタマーサクセス
MA 名前が分かった人の行動とスコア 資料請求や問い合わせのあと マーケティング・インサイドセールス
BI 社内の売上・業績・活動の数字 社内にデータがたまってから 経営企画・営業企画
セールスインテリジェンスは、記録が始まる前の企業まで見る記録が始まるときの違い。セールスインテリジェンスは、接点が無い企業も含めて、企業の属性・担当者・関心の手がかり・ニュースを記録する。MAは資料請求や問い合わせのあとから、名前が分かった人の行動とスコアを記録する。SFAは営業が企業や商談を登録してから、商談の進み具合と営業の活動を記録する。CRMは接点ができた顧客から、契約と対応の履歴を記録する。セールスインテリジェンスは、記録が始まる前の企業まで見るセールスインテリジェンス接点が無い企業も含めて記録する企業の属性・担当者・関心の手がかり・ニュースMA資料請求や問い合わせのあとから記録する名前が分かった人の行動とスコアSFA営業が企業や商談を登録してから記録する商談の進み具合と営業の活動CRM接点ができた顧客から記録する顧客との契約と対応の履歴接点が無いうち顧客になってから
図1:MA・SFA・CRMは、資料請求や営業の登録、顧客になったときから記録が始まる。セールスインテリジェンスは、接点が無い企業も含めて社外のデータを集め、SFA・CRMに取り込んで使う

セールスインテリジェンスは、SFAやCRMの代わりにはなりません。外から集めた企業のデータを、SFA・CRMの企業ページに取り込んで、営業がふだん見る画面で使えるようにして、初めて役に立ちます。

似た言葉に、アカウントインテリジェンスとセールスイネーブルメントがあります。アカウントインテリジェンスは、ターゲット企業(アカウント)ごとにデータを集める考え方で、セールスインテリジェンスの中でもABMに近い使い方です。

セールスイネーブルメントは、営業の育成や商談の質を上げる取り組みで、扱うのは社内の営業活動です。セールスアナリティクスは、SFAにたまった商談の記録を分析して営業の進め方を見直すことで、セールスインテリジェンスが集めた情報も分析の対象になります。どれも、ITで営業活動を支えるセールステックの一分野です。

セールスインテリジェンスで使うデータの種類は?

主に使うのは、企業属性、担当者、貴社サイト内の行動データ、サイト外での興味・関心、企業のニュース、使っているシステムの6つのデータです。

データ 分かること 例(架空) 主な出どころ 使う場面
企業属性(ファーモグラフィック) 業種・従業員数・売上・拠点 産業機械の製造業・従業員1,000人以上 企業のWebサイト、決算資料、データ提供会社のデータベース ICPに当てはまるターゲット企業の一覧を作るとき
担当者(連絡先) 部署・役職・連絡先 生産技術部の部長 名刺、自社のSFA・CRM、データ提供会社のデータベース アプローチする相手と決裁者を考えるとき
貴社サイト内の行動データ 自社サイトで見られたページと回数 導入事例と料金のページを3人が見た 自社サイトのアクセス解析、MA 検討が進んでいそうな企業を見つけるとき
サイト外での興味・関心(インテントデータ) 社外のWebで調べられているテーマ 「設備保全 システム 比較」の記事が読まれている インテントデータの提供サービス アプローチの優先順位と話題を考えるとき
企業のニュース(トリガーイベント) 組織や事業の変化 新工場の建設、役員の交代、資金調達 プレスリリース、ニュース、求人情報 アプローチの時期を考えるとき
使っているシステム(テクノグラフィック) 導入済みのツールや基盤 同じ分野の他社製品を使っている 企業のWebサイト、求人情報、データ提供会社 乗り換えの提案や連携の話をするとき

企業属性と担当者は「どの企業の誰か」、行動と関心と企業のニュースは「いつ、何を訴求するか」の手がかりです。企業属性だけで作った一覧は、同じ条件の企業すべてが同じ優先度になります。そこに時期の手がかりを足して、アプローチの優先順位を付けます。

6つのデータを、使い道で3つに分けるセールスインテリジェンスで使う6つのデータは、SFA・CRMに取り込んで使う。企業属性と担当者は、どの企業の誰かを示し、アプローチの対象を決める手がかり。貴社サイト内の行動データ、サイト外での興味・関心、企業のニュースは、いつ、何を訴求するかを示し、優先順位と初回の話題を決める手がかり。使っているシステムは、商談の前の下調べで組織と決裁と一緒に調べる。6つのデータを、使い道で3つに分ける6つのデータSFA・CRMに取り込んで使うどの企業の誰かアプローチの対象を決める企業属性担当者いつ、何を訴求するか優先順位と初回の話題を決める貴社サイト内の行動データサイト外での興味・関心企業のニュース商談の前の下調べ組織と決裁を調べる使っているシステム
図2:企業属性と担当者は「どの企業の誰か」、行動と関心と企業のニュースは「いつ、何を訴求するか」の手がかりで、使っているシステムは商談の前の下調べに使う

このほか、競合の値上げや撤退といった動きと、自社の過去の受注・失注の記録も、よく一緒に使います。受注・失注の記録は、ICPの条件を見直すときの根拠になります。

企業属性だけの一覧と、時期の手がかりを加えた一覧企業属性と担当者だけの一覧では、同じ条件の企業すべてが同じ優先度になり、初回の話題は業種の一般的な課題になる。ニュース・関心・行動の手がかりを足した一覧では、手がかりのある企業からアプローチでき、新工場の建設や調べられているテーマを初回の話題にできる。企業属性だけの一覧と、時期の手がかりを加えた一覧企業属性だけの一覧時期の手がかりを加えた一覧一覧のデータ企業属性と担当者だけ企業属性と担当者に、ニュース・関心・行動を足す優先順位同じ条件の企業すべてが同じ優先度になる手がかりのある企業からアプローチできる初回の話題業種の一般的な課題新工場の建設や、調べられているテーマ
図3:企業属性だけの一覧ではアプローチの優先度が付かず、企業のニュースや関心の手がかりを加えると、いつ・何を訴求するかを考えられる

セールスインテリジェンスのメリットは?

アプローチの優先順位を根拠をもって付けられること、初回の接触で相手の状況に合う話題を出せること、商談前の下調べにかかる時間が減ることの3つです。

  • アプローチの優先順位:同じ条件の企業の中から、ニュースや関心の手がかりがある企業を先に当たれます
  • 初回の話題:新工場の建設や組織の変更に合わせて、関係のある事例を用意できます
  • 下調べの時間:組織や決裁者、使っているシステムを、商談の前に1か所で見られます

どれも、データをSFA・CRMに取り込み、営業がふだんの画面で見られるときに出る効果です。データを見るためだけの画面が別にあると、効果は出にくくなります。

セールスインテリジェンスの活用法と事例は?部署ごとの使い方

マーケティングはターゲット企業の一覧と施策のテーマに、インサイドセールスはアプローチの優先順位に、フィールドセールスは初回訪問の準備に、カスタマーサクセスは既存顧客の横展開に使います。

マーケティング:ターゲット企業の一覧をTierに分ける

ABM(アカウントベースドマーケティング)では、ICPに当てはまる企業を企業属性のデータで一覧にし、Tier1〜Tier3に分けます。展示会の名刺やハウスリストにある企業も、同じ一覧に会社の名前で集めます。関心の手がかりが続けて出ている企業は、Tierを上げる候補として、営業と月に1回話し合います。

インサイドセールス:ニュースと関心で優先順位を付ける

ターゲット企業の一覧のうち、新工場の建設や組織の変更といったニュースがあった企業と、関連するテーマが調べられている企業から順にアプローチします。初回の連絡では、そのニュースやテーマに合う事例を話題にします。「御社が〇〇を調べているのを拝見しました」とは言いません。

フィールドセールス:初回訪問の前に組織と決裁を調べる

商談の前に、相手の部署の構成、決裁者の役職、使っているシステムを調べておきます。同じ分野の他社製品を使っているなら、乗り換えの手間と費用を先に聞かれると考えて、資料を用意します。

カスタマーサクセス:取引先の別の事業部に広げる

取引のある企業でも、契約しているのは1つの事業部だけ、ということがよくあります。企業のデータで同じ会社のほかの事業部と拠点を一覧にし、関連するテーマが調べられている事業部から、導入事例の紹介を相談します。

事例:注目する条件を決めて、連絡する企業を絞る

ウルテクの公開事例のレクシスネクシス・ジャパン様は、「複数人が訪問している」「複数ページを見ている」「滞在時間が長い」「最新アクセスが直近である」企業に注目し、営業が連絡する企業を週5件に絞っています。そのリストから、好調なときは半数以上が商談になりました(ウルテクの導入事例)。データを集めるだけでなく、どの条件の企業に連絡するかを先に決めておくことが、商談につながった理由です。

セールスインテリジェンスはどう始める?4つのステップ

目的を1つに絞り、今のツールの役割を棚卸しし、データをSFA・CRMに取り込み、毎月の定例で結果を確かめる、の順に進めます。

セールスインテリジェンスは、目的を絞って始め、毎月の定例で見直すセールスインテリジェンスの始め方は4つの手順のくり返し。1 目的を1つに絞る(新規開拓・掘り起こし・横展開のどれかから始める)、2 ツールを棚卸しする(GA4・MA・SFA・CRMがどの行動を記録しているか書く)、3 SFA・CRMに取り込む(名寄せしてから企業ページに取り込む)、4 定例で確かめる(商談・継続・保留・見送りの結果と、商談化率を見直す)。セールスインテリジェンスは、目的を絞って始め、毎月の定例で見直す1目的を1つに絞る新規開拓・掘り起こし・横展開のどれかから始める2ツールを棚卸しするGA4・MA・SFA・CRMがどの行動を記録しているか書く3SFA・CRMに取り込む名寄せしてから企業ページに取り込む4定例で確かめる商談・継続・保留・見送りと商談化率を見直すセールスインテリジェンス
図4:セールスインテリジェンスは、目的を1つに絞り、ツールを棚卸しし、SFA・CRMに取り込み、毎月の定例で結果を確かめる流れをくり返す

ステップ1:目的を1つに絞る

「新規開拓のターゲット企業の一覧を作る」「休眠している名刺の企業を掘り起こす」「取引先の別の事業部に広げる」のどれか1つから始めます。目的が決まらないままツールを入れると、データの量だけが増えます。

ステップ2:今のツールの役割を棚卸しする

GA4・MA・SFA・CRMが、それぞれどの行動を記録しているかを1行ずつ書き出します。どのツールにも記録が無い場面が、セールスインテリジェンスで埋める場所です。

ステップ3:SFA・CRMの企業ページに取り込む

集めたデータは、会社の名前でSFA・CRMの企業ページに取り込みます。同じ会社の表記ゆれ(「株式会社」の有無、旧社名)を名寄せしてから入れないと、1社が2行に分かれます。

ステップ4:毎月の定例で、商談になったかを確かめる

データを使って連絡した企業が、その後どうなったか(商談・継続・保留・見送り)を、マーケティングと営業が同じ表で見直します。毎月見る数字は、アプローチ企業数、商談獲得数、リードからの商談化率の3つです(商談化の定義は自社の決め方に合わせます)。結果が戻らないと、どのデータが商談につながるのかが分かりません。

セールスインテリジェンスでよくある4つの失敗は?

よくある失敗は、一覧を作って終わる、データの古さと重なりを見ない、営業の結果が戻らない、連絡先の扱いを確かめない、の4つです。

失敗1:企業の一覧を作って終わる

企業のデータで数千社の一覧を作り、インサイドセールスに配って終わる。誰がいつまでにアプローチし、その結果をどこに書くかが決まっていないと、一覧は使われなくなります。

失敗2:データの古さと重なりを見ない

担当者の異動や組織の変更で、連絡先は人事異動の時期をまたぐと古くなります。取り込む前に、更新された日付と、同じ会社が別の名前で入っていないかを調べます。

失敗3:営業の結果がマーケティングに戻らない

商談になったか、見送りになったかがマーケティングに戻らないと、どの条件の企業を一覧に足せばよいかが分かりません。SFAに、結果を企業名で戻す欄を作ります。

失敗4:連絡先の扱いを確かめない

担当者の連絡先は個人情報にあたります。取得の経緯と使ってよい範囲は、提供会社の規約と個人情報保護法で確認します。広告や宣伝のメールを送るときは、特定電子メール法の同意の決まりにも沿う必要があります。決まりの概要は、総務省の迷惑メール対策のページで読めます。

セールスインテリジェンスツールでできることと選び方は?

ツールでできるのは、企業の検索と一覧づくり、データの更新、変化の通知、SFA・CRMのデータの補完、名寄せの5つです。選ぶときは、データの出どころ、取り込み、更新、支援の体制を見ます。

ツールでできること: – 企業の検索と一覧づくり:業種・規模・拠点などの条件で、ターゲット企業の一覧を作る – データの更新:企業属性や担当者の情報を、ツールの側で新しくする – 変化の通知:企業のニュースや、調べられているテーマの変化を知らせる – データの補完(データエンリッチメント):SFA・CRMにある企業の記録に、足りない属性を足す – 名寄せ:表記の違う同じ会社を1つにまとめる

最近は、ニュースの要約や、企業ごとのスコアの算出にAIを使うツールも増えています。AIが出したスコアも手がかりの1つなので、ICPと商談の記録と照らしてから、アプローチの優先順位に使います。

選ぶときに見る点: – データの出どころと取得の経緯を、提供会社が説明できるか – 自社のターゲット企業の業種と規模で、企業属性と担当者のデータがどれだけそろっているか。自社の一覧を渡して、何社分のデータがあるかを試せるか – SFA・CRMやMAに、企業ごとにデータを取り込めるか – 企業のニュースと関心の手がかりが、どのくらいの間隔で更新されるか – 初期設定と、使い始めたあとの支援があるか

海外では ZoomInfo などがよく知られています。国内で使えるツールの違いは、セールスインテリジェンスツールの選び方と5つの選定軸と、インテントセールスのツール比較10選と選び方で比べています。

セールスインテリジェンスのよくある質問

「インテリジェンス」とはどういう意味ですか?
判断に使うために集めて整理した情報のことです。ビジネスでは、集めたデータを意思決定に使える形にしたもの、という意味で使います。
セールスインテリジェンスとビジネスインテリジェンス(BI)は何が違いますか?
BIは社内の売上や業績のデータを集計して分析します。セールスインテリジェンスは、社外の企業や担当者のデータで、営業の判断に使う情報を足します。
セールスインテリジェンスとSFAは何が違いますか?
SFAは、主に営業が登録した企業と商談の活動を記録します。セールスインテリジェンスは、接点の無い企業も含めて、アプローチ先を判断する情報を集めます。
セールスインテリジェンスとインテントセールスの関係は?
インテントセールスは、セールスインテリジェンスのデータのうち、関心の手がかりを使ってアプローチの優先順位と話題を考える営業の進め方です。
中小企業でもセールスインテリジェンスは使えますか?
使えます。まずは目的を1つに絞り、ターゲット企業を数十社に限って、企業のニュースと関心の手がかりを見るところから始めます。
セールスインテリジェンスで商談獲得は増えますか?
データだけでは増えません。ターゲット企業からの商談獲得につながるのは、データを使って誰がいつ連絡し、その結果を毎月振り返る仕組みがあるときです。

セールスインテリジェンスと一緒に知っておきたい用語

セールスインテリジェンスは、ICPでターゲット企業の条件を設定し、ABMでアプローチを進めるときに使う言葉です。

まとめ:セールスインテリジェンスはSFA・CRMで使う

  1. 意味:企業や担当者のデータを集めて整理し、どのターゲット企業に、いつ、何を訴求するかを判断する取り組みと、それを支えるツールです。
  2. 違い:SFA・CRM・MAは自社との接点の記録、BIは社内の数字の分析です。セールスインテリジェンスは、接点の少ない企業の情報を外から足します。
  3. 活用法:ABMのターゲット企業の一覧とTier、アプローチの優先順位、初回訪問の準備、取引先の横展開に使います。
  4. 失敗を避ける:目的を1つに絞り、名寄せしてからSFA・CRMに取り込み、毎月の定例で営業の結果を見直します。

今日できることは、自社のターゲット企業を10社書き出し、それぞれについて「最近のニュース」と「誰に連絡するか」が社内のどこに書いてあるかを確かめることです。書いてある場所が無い項目が、セールスインテリジェンスで足すデータです。

ウルテク(URUTEQ)は、ターゲット企業からの商談獲得を仕組み化するサービスです。アプローチの抜け漏れと、商談につながった施策を解析し、毎月の定例で商談の結果を確かめ、翌月の施策に反映します。

ウルテクで保有するデータと貴社のマーケティング・営業結果を組み合わせ、ターゲット企業ごとに、自社サイトでの行動とサイトの外で調べているテーマを見られます。GA4・MA・SFA・CRM・企業データの役割と、どのツールにも映らない3つの死角は、「商談獲得までのBtoBツール役割マップ」で整理しています。

著者紹介
井上翔太
ウルテク| URUTEQ 事業責任者
新卒で証券会社に入社し、BtoCのセールスを経験。その後、PR代理店にてBtoB・BtoC企業向けのデジタルマーケティングコンサルティングや新規営業を担当。ログリー株式会社入社後は、BtoBマーケティング向けSaaSの開発やマーケティング、セールスなどを行う。現在は、これまでの経験を活かし、BtoBマーケAIエージェント「アカウントインテリジェンスツール ウルテク」の事業責任者を務めている。

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