AI
BtoBマーケティング
BtoBマーケティングでは、広告レポート・資料請求リスト・お問い合わせ企業・サイト来訪企業・セミナー参加者・営業リスト・フォームDMの結果など、日々さまざまなデータがスプレッドシートに集まります。どれも大切なデータですが、多くの現場では「集計や報告まではするが、次の打ち手に変えるところで止まっている」状態に陥りがちです。本記事では、スプレッドシートに眠るデータを生成AIで“次の施策”に変える考え方と、すぐ使えるプロンプトの例、そして無料配布中の「スプレッドシートAIプロンプト70選」を紹介します。
目次
データはあるのに施策が変わらない——その原因は、データ不足ではなく「次の打ち手に翻訳する工程」が抜けていることにあります。よくあるのが次のような状態です。

BtoBの購買は関与者が多く、検討も長期化します。Gartnerの調査では、BtoBの購買意思決定には平均6〜10人が関与するとされています(出典:Gartner「The B2B Buying Journey」)。だからこそ、数字を眺めるだけでなく「どの企業が・何に関心を持ち・次に何をすべきか」まで翻訳することが重要になります。
これまでスプレッドシートは、データの保存・集計・報告のためのものでした。そこに生成AIを組み合わせると、役割が変わります。単なる一覧表ではなく、「次にどの企業を見るべきか」「どの広告を改善すべきか」「どんなコンテンツを作るべきか」「営業にどう渡すべきか」を考えるための材料になります。たとえば、一言の指示でデータの見え方が変わります。

こうした一言の指示だけでも、スプレッドシートに入っているデータの見え方は大きく変わります。AIに自社のデータを渡す発想はAIに何を見せるかでも解説しています。
AIを使うときに意外と難しいのがプロンプトです。「このデータを分析して」「いい感じにまとめて」でもある程度は返ってきますが、広告運用や営業連携で本当に使える答えを得るには、もう少し実務に寄せた聞き方が必要です。同じ広告データでも、クリック率・CVR・CPA・前月比・広告経由で来た企業の質・営業につながりそうな企業——見るべき観点はいくつもあります。同じスプレッドシートでも、問い方によって出てくる答えは変わります。つまりBtoBの現場では「データをどう見るか」だけでなく「AIにどう聞くか」が成果を左右します。
広告運用では表示回数・クリック数・CVR・CPA・媒体別成果など多くの数値を確認します。重要なのは数値に加えて「その広告によって、どんな企業が来ているのか」という視点です。クリック率が高くても商談につながりにくい企業ばかりかもしれませんし、CV数は少なくても受注につながりやすい企業群が来ている可能性もあります。数値だけでなく企業の質や検討テーマまで見ると、改善の方向性が変わります。

AIには次のように聞けます。
広告改善は数値の良し悪しだけでは判断できません。その先にいる企業を見て施策を考えることが大切です。
BtoBでは、マーケが集客しても営業が動けなければ商談になりません。重要なのは、スプレッドシート上のデータを営業が使いやすい形に変えることです。営業に必要なのは単なる企業リストではなく、「なぜこの企業を見るべきか」「何に関心がありそうか」「最初にどんな話をすればよいか」「今すぐ連絡すべきか、育成すべきか」という判断材料です。

AIを使えば、こうした整理ができます。
データを営業が使える言葉に変える——ここにAI活用の大きな価値があります。なお、行動データを営業文面にそのまま書くと相手に不信感を与えるため、データは仮説作りに使い、文面では自然な課題提起に変えるのが基本です。狙うべき企業像の整理にはICP(理想的な顧客プロフィール)とは、関心テーマの捉え方はインテントデータとはもあわせてご覧ください。
ウルテク(URUTEQ)は、BtoBマーケティングと営業の施策データを活用し、成果につながる打ち手を考えるためのBtoBマーケティングエージェントです。サイト来訪企業・資料請求やお問い合わせ企業・広告経由で接触した企業・外部インテントから関心が見える企業・再び動き出した既存リードなどを組み合わせることで、アクセス数やCV数だけでは見えないことが分かります。「どんな企業が関心を持っているのか」「今、営業が見るべき企業はどこか」「広告で強化すべきターゲットはどこか」「次に作るべき資料は何か」といった問いに近づけます。データを集めるだけでなく、次の施策を動かすためのデータ活用を支援します。
ウルテクでは、BtoBマーケティング・広告運用・営業連携の現場で使える「スプレッドシートAIプロンプト70選」を作成しました。次の7カテゴリで、すぐに使える一言プロンプトをまとめています。
たとえば、こんなプロンプトを掲載しています。
「データはあるが、どう見ればよいか分からない」「AIに何を聞けばよいか分からない」「分析しても次の施策に落とし込めない」——そんな方に向けた実務用のプロンプト集です。
BtoBマーケティングのデータを、見て終わりにしないために。スプレッドシートに入ったデータを、AIと一緒に次の施策へ変えていくために。まずは「スプレッドシートAIプロンプト70選」を使ってみてください。広告レポートの確認、企業リストの整理、営業共有、コンテンツ企画、フォームDM、社内レポート作成など、日々の業務でそのまま使えるプロンプトをまとめています。
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