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ウェビナーを開催したあと、「参加者にお礼メールは送っているものの、商談につながっている実感がない」と感じていないでしょうか。
BtoBマーケティングにおいて、ウェビナーはリード獲得や見込み顧客との接点づくりに有効な施策です。しかし、開催後に参加者全員へ同じフォローメールを送るだけでは、商談化につながる可能性の高い企業を見逃してしまうことがあります。
ウェビナー後のフォローで重要なのは、参加者・途中離脱者・欠席者・アーカイブ視聴者・資料DLのみの人を分けて考えることです。さらに、メールの開封やクリックだけでなく、ウェビナー後にどの企業がWebサイトを再訪しているか、サービスページや事例ページを閲覧しているかまで確認することで、営業が優先して追うべき企業を見極めやすくなります。
この記事では、ウェビナー後のフォロー方法について、対象者別の対応フロー、フォローメール例文、営業に渡す情報テンプレート、商談化につなげるために見るべき行動データまで解説します。
この記事で分かることは、以下の通りです。

目次
ウェビナー後フォローとは、参加者や申込者に対して、メール・電話・資料送付・追加コンテンツ案内などを行い、次の接点につなげる活動です。
ただし、BtoBでは「参加してくれた人にお礼メールを送る」だけでは十分とはいえません。
ウェビナー参加者の中には、情報収集段階の人もいれば、具体的な課題を持って比較検討している人もいます。逆に、当日は欠席していても、その後アーカイブ動画を視聴したり、サービスページや事例ページを閲覧したりしている企業は、検討度が高まっている可能性があります。
つまり、ウェビナー後のフォローでは、単に「参加したかどうか」だけで判断するのではなく、その後の行動まで含めて見ることが重要です。
| 見るべき観点 | 確認する内容 |
|---|---|
| 参加状況 | 参加、途中離脱、欠席、アーカイブ視聴、資料DLのみ |
| 反応状況 | メール開封、クリック、アンケート回答、資料DL |
| 行動状況 | サイト再訪、閲覧ページ、同一企業内の複数人アクセス |
| 営業優先度 | 今すぐ連絡すべきか、ナーチャリングすべきか |
ウェビナー後フォローは、単なるメール送付ではありません。
「誰に、どのタイミングで、どの内容を届けるか」を決め、営業が追うべき企業を見極めるための重要なプロセスです。
ウェビナー後のフォローでは、申込者を一括で扱わず、行動ごとに分けて対応することが重要です。ここでは、特に確認すべき5つの対象者を整理します。
参加者は、少なくともウェビナーのテーマに関心を持ち、時間を使ってくれた層です。
ただし、参加しただけで「すぐに商談化しそう」と判断するのは早いです。最後まで視聴したのか、アンケートでどのような回答をしたのか、終了後に関連ページを見ているのかを確認しましょう。
特に、参加後にサービスページや事例ページを閲覧している場合は、具体的な検討に進んでいる可能性があります。
途中離脱者は、関心が低いとは限りません。業務都合で離脱した可能性もあれば、知りたい内容と合わなかった可能性もあります。
途中離脱者には、ウェビナーの要点をまとめた資料やアーカイブ動画を案内し、改めて接点を作ることが有効です。
「途中で離脱されましたね」といった表現は避け、自然な形で補足情報を届けるとよいでしょう。
欠席者は、当日参加していないものの、申込時点ではテーマに関心を持っていた層です。
そのため、欠席したからといってすぐに優先度を下げる必要はありません。アーカイブ動画や当日の要点を案内し、その後の反応を確認しましょう。
欠席後にアーカイブを視聴したり、関連ページを閲覧したりしている場合は、改めて関心が高まっている可能性があります。
アーカイブ視聴者は、自分のタイミングで内容を確認しているため、一定の関心があると考えられます。
特に、アーカイブ視聴後にサービスページ、事例ページ、料金ページ、資料DLページなどを閲覧している場合は、検討が進んでいる可能性があります。
リアルタイム参加者だけでなく、アーカイブ視聴者も営業連携の対象として見ておくことが重要です。
ウェビナーには参加していないものの、関連資料をダウンロードした人もフォロー対象です。
この層は、すぐに商談化を狙うよりも、課題に合った追加コンテンツや事例を案内しながら、関心度を見極めていくのが適しています。
ただし、資料DL後にサービスページや事例ページを再訪している場合は、営業フォローの優先度を上げてもよいでしょう。
ウェビナー後のフォローでは、対象者ごとにメール内容や営業連携の優先度を変える必要があります。

参加者には、まず参加のお礼と当日資料を送ります。
そのうえで、アンケート回答や閲覧行動に応じて、関連事例や個別相談の導線を用意します。
たとえば、アンケートで「営業連携に課題がある」と回答した人には、営業連携に関する事例やチェックリストを案内すると自然です。
参加者全員に同じメールを送るのではなく、関心テーマに応じて次に届ける情報を変えることが大切です。
途中離脱者には、「最後まで参加できなかった方へ」という形で、アーカイブ動画や要点サマリーを案内します。
離脱したことを直接指摘する必要はありません。
あくまで「ご都合に合わせてご確認ください」という表現にすると、相手に負担を与えず再接点を作れます。
その後、アーカイブ視聴やサイト再訪があれば、関心が継続している可能性があります。
欠席者には、欠席を責めるような表現を避け、アーカイブ視聴の案内を送ります。
「当日の内容を短くまとめました」「特に多くの方から反応があったポイントを紹介します」といった形にすると、視聴や資料確認につながりやすくなります。
欠席者は、当日参加していないだけで、テーマへの関心がなくなったわけではありません。申込時の関心を逃さないよう、自然に再接点を作りましょう。
アーカイブ視聴者には、視聴後の行動を確認したうえでフォローします。
視聴後にサービスページや事例ページを見ている場合は、個別相談や関連事例の案内を検討できます。一方、視聴だけで止まっている場合は、追加資料や関連ブログの案内から始めるのが自然です。
アーカイブ視聴は、リアルタイム参加と同じくらい重要なシグナルになる場合があります。
資料DLのみの人には、すぐに商談を打診するよりも、課題に近い情報を追加で届けることが有効です。
たとえば、ウェビナー資料をダウンロードしたあとに事例ページを見ている企業であれば、営業フォローの優先度を上げてもよいでしょう。
一方で、資料DL後に反応がない場合は、メールナーチャリングや次回ウェビナー案内で中長期的に接点を持つのが適しています。
ここでは、対象者別に使えるフォローメール例文を紹介します。自社のトーンや商材に合わせて調整してください。
件名:本日はウェビナーにご参加いただきありがとうございました
〇〇様
本日は「〇〇」に関するウェビナーにご参加いただき、ありがとうございました。
当日の資料を以下よりご確認いただけます。
〇〇に関する課題整理や、社内での共有にもご活用いただければ幸いです。
また、ウェビナー内でご紹介した内容に関連して、〇〇の事例もご用意しております。
ご関心がありましたら、あわせてご覧ください。
今後の施策検討に少しでもお役立ていただけますと幸いです。
件名:ウェビナーの要点をまとめてお送りします
〇〇様
先日は「〇〇」に関するウェビナーへお申し込みいただき、ありがとうございました。
当日の内容を後から確認いただけるよう、アーカイブ動画と資料をご用意しました。
特に、〇〇に課題を感じている企業様に向けて、実務で使えるポイントをまとめています。
お時間のある際にご確認ください。
件名:ウェビナーのアーカイブ動画をご案内します
〇〇様
先日は「〇〇」に関するウェビナーへお申し込みいただき、ありがとうございました。
当日ご参加が難しかった方にも内容をご確認いただけるよう、アーカイブ動画を公開しました。
今回のウェビナーでは、〇〇の進め方や、商談化につなげるための考え方を解説しています。
ご都合のよいタイミングでご覧いただければ幸いです。
件名:アーカイブをご視聴いただいた方へ、関連資料のご案内です
〇〇様
ウェビナーのアーカイブをご視聴いただき、ありがとうございました。
今回の内容に関連して、実務で活用しやすいチェックリストと事例資料をご用意しています。
社内での検討や、今後の施策整理にお役立てください。
もし「自社の場合はどこから見直すべきか」を整理されたい場合は、個別に情報交換することも可能です。
件名:資料ダウンロードありがとうございます
〇〇様
このたびは、〇〇に関する資料をダウンロードいただきありがとうございます。
資料では、〇〇の基本的な考え方をまとめていますが、実際の運用では「どのリードを優先すべきか」「営業にどう連携するか」で悩まれるケースも多くあります。
関連するウェビナー資料や事例もございますので、必要に応じてご活用ください。

ウェビナー後のフォローでは、メールの開封やクリックだけでなく、その後のWeb行動を見ることが重要です。
なぜなら、BtoBでは検討期間が長く、複数人が情報収集に関わることが多いためです。個人単位の反応だけでは、企業としての検討状況を判断しきれません。
| 行動データ | 見るべきポイント | 想定される状態 |
|---|---|---|
| メール開封 | 案内に反応しているか | 関心の入口 |
| メールクリック | 資料や動画を確認したか | テーマ関心あり |
| アーカイブ視聴 | 後日でも内容を確認したか | 検討継続の可能性 |
| サービスページ閲覧 | 具体的な解決策を見ているか | 比較検討の可能性 |
| 事例ページ閲覧 | 他社事例を確認しているか | 導入イメージを持ちたい段階 |
| 料金ページ閲覧 | 費用感を確認しているか | 検討度が高い可能性 |
| 資料DLページ再訪 | 追加情報を探しているか | 社内共有・比較検討の可能性 |
| 同一企業の複数人アクセス | 組織内で関心が広がっているか | 企業単位で検討中の可能性 |
特に注目したいのは、ウェビナー後にサービスページ、事例ページ、料金ページなどを閲覧している企業です。
ウェビナー参加直後にこれらのページを見ている場合、単なる情報収集から一歩進み、具体的な解決策を探し始めている可能性があります。
ウェビナー後の営業連携では、全員を同じ優先度で渡すのではなく、行動データをもとに優先順位をつけることが重要です。

ここで大切なのは、「参加者だから優先」「欠席者だから後回し」と単純に判断しないことです。
たとえば、当日参加したものの、その後まったく反応がない人よりも、欠席後にアーカイブを視聴し、事例ページを見ている企業のほうが、検討が進んでいる可能性もあります。
ウェビナー後のフォローでは、参加ステータスと行動データを組み合わせて判断しましょう。
営業へリストを渡す際は、氏名やメールアドレスだけでは不十分です。
営業担当がすぐにアプローチできるよう、関心テーマや行動履歴、推奨アクションまで整理して渡すことが重要です。

このように情報を整理すると、営業は「なぜこの企業に連絡するのか」「何を切り口に話すべきか」を理解しやすくなります。
行動データを活用する際は、相手に監視されている印象を与えないよう注意が必要です。
たとえば、次のような表現は避けたほうがよいでしょう。
代わりに、以下のような自然な切り口にします。
行動データは、相手を追い込むためではなく、相手の関心に合った情報を届けるために使うことが大切です。
ウェビナー後の対応を抜け漏れなく進めるために、以下のチェックリストを活用してください。
ウェビナー後フォローは、開催直後だけで終わるものではありません。
数日後、1週間後、2週間後の行動まで見ることで、検討が進み始めた企業を見つけやすくなります。
BtoBの購買検討では、1人の担当者だけで意思決定が完結することは多くありません。マーケティング担当者、部門責任者、営業部門、経営層など、複数の関係者が情報収集に関わるケースがあります。
そのため、個人単位の参加履歴だけを見ていると、企業全体の検討状況を見逃すことがあります。
たとえば、次のようなケースです。
このような行動が見えていれば、営業はより適切なタイミングでアプローチできます。
一方で、参加者リストやメール反応だけを見ていると、「本当は検討が進んでいる企業」を見逃してしまう可能性があります。
ここまで見てきたように、ウェビナー後のフォローでは、参加者リストだけで判断しないことが重要です。
もちろん、参加者・欠席者・アーカイブ視聴者を分けてメールを送ることは大切です。
ただし、それだけでは「今、どの企業が具体的に検討を進めているのか」までは見えにくい場合があります。
たとえば、以下のような企業は、営業フォローの優先度を高めてもよい可能性があります。
このような行動が分かれば、営業に渡す情報も単なる参加者一覧ではなくなります。
「この企業はウェビナー後に〇〇のテーマへ関心を示しているため、関連事例を切り口に連絡する」
「この企業はアーカイブ視聴後にサービスページを見ているため、個別相談の案内を検討する」
このように、次のアクションまで含めて営業へ連携しやすくなります。
ウルテクでは、サイト来訪企業、閲覧ページ、インテントデータなどをもとに、CV前の検討企業や今営業が追うべき企業を可視化できます。
ウェビナー後のフォローでも、参加後に動いている企業や関心テーマを把握することで、商談化につながる可能性のある企業を見極めやすくなります。
参加者へのお礼メールや資料送付は、できれば当日中、遅くとも翌営業日までに送るのが理想です。
ウェビナーの内容を覚えているうちに接点を作ることで、資料確認やアーカイブ視聴につながりやすくなります。
ただし、すべての人に同じタイミングで営業連絡をする必要はありません。参加後にサービスページや事例ページを見ている企業、アンケートで具体的な課題を回答している人など、温度感の高い対象から優先してフォローすることが重要です。
はい、欠席者にもフォローすべきです。
欠席者は当日参加していないものの、申し込み時点ではテーマに関心を持っていた層です。そのため、「当日の内容をアーカイブでご確認いただけます」といった形で案内すると自然です。
特に、欠席後にアーカイブ動画を視聴したり、関連ページを閲覧したりしている場合は、改めて関心が高まっている可能性があります。
商材やウェビナーの目的にもよりますが、参加者全員にすぐ営業連絡するのは慎重に考えた方がよいです。
ウェビナー参加者の中には、情報収集段階の人も多く含まれます。全員に同じ温度感で営業連絡をすると、相手にとって負担になったり、営業側の工数が無駄になったりする可能性があります。
営業連絡を行う場合は、ウェビナー後にサービスページや事例ページを閲覧している企業、アーカイブ視聴後に資料DLしている企業などを優先するとよいでしょう。
基本的には、以下の要素を入れるとよいです。
ただし、すぐに「商談しませんか」と誘導するよりも、相手の関心に合わせて次の情報を届ける方が自然です。
メールの開封率やクリック率だけでなく、ウェビナー後のWeb行動を見ることが重要です。
具体的には、アーカイブ視聴、サービスページ閲覧、事例ページ閲覧、料金ページ閲覧、資料DLページへの再訪、同一企業からの複数人アクセスなどです。
BtoBでは、個人の反応だけでなく、企業単位での検討状況を見ることが大切です。参加者本人の動きだけでなく、同じ企業内の別担当者がサイトを見ている場合も、検討が進んでいるサインになる可能性があります。
行動データをそのまま伝えるのではなく、相手の関心に合った情報提供に変換して使うことが重要です。
たとえば、「料金ページを見ていましたよね」と伝えるのではなく、「先日のウェビナー内容に関連して、同じような課題をお持ちの企業様の事例をご紹介できます」といった表現にするのが自然です。
行動データは、相手を追い込むためではなく、必要そうな情報を適切なタイミングで届けるために使いましょう。
ウェビナー後のフォローでは、参加者全員に同じお礼メールを送るだけでは不十分です。
参加者、途中離脱者、欠席者、アーカイブ視聴者、資料DLのみの人では、関心度や必要としている情報が異なります。まずは対象者ごとにフォロー内容を分けることが大切です。
一方で、BtoBでは参加状況だけで検討度を判断しきれません。
参加した人よりも、欠席後にアーカイブを視聴し、サービスページや事例ページを見ている企業の方が、具体的な検討に進んでいる可能性もあります。
本記事でお伝えした要点は以下の通りです。
ウェビナーは、開催して終わりの施策ではありません。
開催後にどの企業が動いているのかを見極め、適切なタイミングで営業やナーチャリングにつなげることで、商談化の可能性を高めやすくなります。
ウェビナー参加者リストだけでは、どの企業を優先して営業フォローすべきか判断しづらい。
そのような場合は、参加後のWeb行動データを確認することから始めてみてください。
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