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Go to Market
GTM
GTM戦略を成功させるには、顧客の行動データやインテントデータを活用し、意思決定から実行までを支える「GTMツール」の導入が重要です。本記事では、GTMツールを導入するメリットや選び方のポイントを整理したうえで、最新のGTMツール5選を紹介します。ぜひ、参考にしてください。
なお、ログリー株式会社では、GTM戦略の実行を支援するBtoBマーケティングエージェント『ウルテク(URUTEQ)』を提供しています。自社サイトの行動データをもとに、AIが顧客ニーズと“次の一手”を言語化し、リード獲得から商談化までを一貫して実行できます。「どの企業にアプローチすべきかわからない」「データはあるが活用できていない」といった課題をお持ちの方は、具体的な活用方法をまとめたサービス資料をぜひご確認ください。
| この記事でわかること ・GTM戦略を成功させるには、顧客データを活用し、意思決定と実行を一体で進めることが重要である ・GTMツールを導入することで、顧客の検討タイミングをとらえ、営業とマーケティングが連携した動きを実現しやすくなる ・GTMツールは、自社の戦略・データ・既存ツールとの連携・成果へのつながりの観点で選ぶ必要がある |
目次

GTM(Go to Market)戦略とは、「どの顧客に、どのような価値を、どのように届けるか」を整理し、製品やサービスを市場に展開していくための戦略です。BtoBビジネスにおいては、ターゲット企業の選定や営業・マーケティングの連携が成果に大きく影響するため、GTM戦略の設計と実行が大切になります。
GTM戦略の基本的な考え方や進め方については、下記の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
関連記事:Go to Market(GTM)とは?基本から戦略の立て方・指標まで徹底解説

GTMツールを活用することで、顧客の関心や行動データをもとに、営業・マーケティングの精度を高めやすくなります。
GTMツールを導入することで得られる主なメリットは、次の5つです。
GTMツールを活用することで、戦略と実行のズレを埋め、売上につながる営業・マーケティングの動きを実現できます。

GTMツールは、自社の課題や目的に合っていないものを選んでしまうと、十分に活用できず、期待した効果が得られないことがあります。そのため重要になるのが、「どのような基準でツールを選ぶか」という視点です。
GTMツール選定で押さえておきたい4つのポイントは、次のとおりです。
このように、機能の多さだけで選ぶのではなく、自社の戦略に合っているか、必要なデータを活用しながら成果につなげられるかという視点で選びましょう。

ここからは、GTM戦略を成功に導く代表的なツールを、それぞれの特徴とあわせて紹介します。
GTM戦略を実行するうえでは、「どの企業に・どのタイミングで・どのようにアプローチするか」をデータに基づいて判断することが求められます。しかし、既存のSFAやMAだけでは、顧客の検討タイミングや関心の変化を十分にとらえきれません。そこで大きな役目を果たすのが「GTMツール」であり、特におすすめのツールは次の5つです。
※ツール名をクリックすると、該当の紹介箇所にジャンプします
| ツール名 | 特徴 |
| ウルテク | 自社サイトの行動データから顧客ニーズと“次の一手”をAIが言語化し、リード獲得から商談化まで一貫して実行できるGTMにおける「実行と改善」を一気通貫で進めたい企業に向く |
| ZoomInfo | 企業データとコンタクト情報を網羅的に保有し、ターゲット企業の抽出や営業リスト作成を効率化できるGTMにおける「ターゲット選定」をデータで強化したい企業に向く |
| 6sense | 「今まさに検討中の企業」をインテントデータとAIで特定できるGTMにおける「アプローチタイミング」を最適化したい企業に向く |
| Demandbase | ABMを中心に営業・マーケ・データを統合し、ターゲット企業ごとの最適なアプローチを実行できるGTMにおける「施策実行と統合」を強化したい企業に向く |
| SPEEDA | 市場・業界・企業データをもとに、ターゲット選定や戦略立案を支援するデータプラットフォームGTMにおける「戦略設計や市場理解」を強化したい企業に向く |
一覧を参考に自社に合うツールをイメージしながら、それぞれの詳細を確認していきましょう。
※各ツールの掲載情報は、2026年4月時点の内容をもとに作成しています

出典:ウルテク
ウルテクは、自社サイトの行動データ(インテントデータ)をもとに、顧客の関心や検討タイミングを可視化し、GTM戦略の実行を支援するプラットフォームです。
サイト上の行動データをもとに、AIが顧客ニーズと“次の一手”を言語化し、これまでの手法では可視化が難しい「自社への関心度」を把握できる点が特長です。従来のアクセス解析のようにデータを確認して終わるのではなく、AIの分析結果をもとに、アプローチすべき企業やタイミングを判断しやすくなるため、営業・マーケティングの意思決定の精度が高まります。
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額費用 | 20万円〜 |
| 主な特徴 | インテントデータから顧客の関心・検討段階を可視化AIが顧客ニーズや課題を言語化営業の優先順位付けやアプローチ判断を支援 |
| こんな企業におすすめ | SFAやMAだけでは売上が伸び悩んでいる企業どの企業にアプローチすべきか判断できていない企業営業とマーケの連携を強化したい企業 |
営業機会の創出だけでなく、データに基づくマーケティング施策の立案から実行までを一貫して支援できるため、マーケティングと営業が一体となったGTM戦略を進めたい企業に適しています。
ウルテクを活用すれば、どの企業に・どのタイミングでアプローチすべきか迷うことなく、営業・マーケティングの動きを売上につなげることが可能です。具体的な活用方法や導入イメージについては、無料でダウンロードできるサービス資料をぜひご覧ください。

出典:ZoomInfo
ZoomInfoは、企業情報や担当者の連絡先データを豊富に保有する、世界最大級のGTMインテリジェンスプラットフォームです。
業種・企業規模・役職・興味関心などの情報をもとに、「どの企業のどの担当者にアプローチすべきか」を具体的に絞り込める点が大きな強みです。経験や勘に依存せず、業種・規模・成長性・購買シグナルなどのデータをもとにターゲット企業を抽出できます。
そのため、ターゲット選定から営業リスト作成までを効率化し、営業活動の精度とスピードを同時に高めることが可能です。
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額費用 | 要問い合わせ |
| 主な特徴 | 豊富な企業・コンタクトデータを保有ターゲット企業の抽出・リスト作成が可能営業活動の効率化を支援 |
| こんな企業におすすめ | ターゲット企業の選定に課題がある企業データを活用した営業体制を構築したい企業 |
ターゲット企業を明確にし、データに基づいて営業先を選定したい企業に適しています。

出典:6sense
6senseは、インテントデータとAIを活用し、顧客の購買タイミングを予測するGTMプラットフォームです。
企業のWeb行動やコンテンツ閲覧履歴をもとに、「いま検討が進んでいる企業」を把握できる点が特長です。関心度や検討段階に応じてアプローチ先を見極められるため、営業・マーケの精度向上につながります。
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額費用 | 要問い合わせ |
| 主な特徴 | インテントデータによる関心を検知AIによる購買タイミングの予測営業・マーケの連携強化 |
| こんな企業におすすめ | 検討タイミングをとらえたい企業営業の精度を高めたい企業 |
「今まさに検討している企業」に優先的にアプローチし、商談化率を高めたい企業に適しています。

出典:Demandbase
Demandbaseは、ABM(※)を軸に、営業・マーケ・データを統合するGTMプラットフォームです。
ターゲット企業ごとに最適なアプローチを設計し、組織全体で一貫した施策を実行できる点が特長です。企業データやインテントデータをもとに、ターゲット企業ごとに戦略を設計し、広告・マーケティング・営業を連動させることで、企業単位での成果最大化につなげます。
※ABM(アカウントベースドマーケティング)とは、重要顧客を特定し、個社別に最適化した施策で関係構築と受注最大化を図る手法
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額費用 | 要問い合わせ |
| 主な特徴 | ABMを中心とした施策設計営業・マーケの統合管理データに基づくターゲティング |
| こんな企業におすすめ | ABMを推進したい企業大手企業への営業を強化したい企業 |
大手企業や重要なターゲット企業に対して、中長期的にアプローチするABM施策を推進したい企業に適しています。

出典:SPEEDA
SPEEDAは、市場や企業に関する情報を網羅的に収集・分析できるビジネスデータプラットフォームです。
市場理解やターゲット選定といった上流工程を支援する点が特長です。業界動向や市場規模、競合企業の情報をもとに、ターゲット市場の選定からアプローチすべき企業の優先順位付けまでを行うことができます。
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額費用 | 要問い合わせ |
| 主な特徴 | 市場・業界データの収集企業情報の可視化戦略立案の支援 |
| こんな企業におすすめ | 市場分析を強化したい企業戦略設計をデータで行いたい企業 |
戦略設計や市場分析の精度を高め、GTMの方向性を明確にしたい企業に適しています。

GTM戦略を成果につなげるためには、戦略を立てるだけでなく、それを実行できるツールを選ぶことが大切です。自社の課題に合わせて最適なツールを選び、データを活かした営業・マーケティング体制を構築していきましょう。
なお、ログリー株式会社では、自社サイトの行動データを連携することで、AIが顧客ニーズと“次の一手”を言語化するBtoBマーケティングエージェント『ウルテク(URUTEQ)』を提供しています。
従来のようにダッシュボードを見て分析する必要はなく、AIが解析した「今アプローチすべき企業」とその背景にあるニーズを自動で把握できる仕組みです。また、個社ごとの課題に合わせた営業文面の生成やフォームDMでのアプローチまでを一気通貫で実行できるため、「わかったけど動けない」という状態を防ぎ、リード獲得から商談化までの流れをスムーズに回せます。
顧客の行動データをもとに、迷いなく次の一手を判断し、GTM戦略を実行に移したい方は、具体的な活用イメージをぜひ資料でご確認ください。

A:SFAやMAだけでは、「今アプローチすべき企業」を特定できず、売上につながりにくいためです。
SFAは顧客情報の管理、MAはリードの獲得・育成が中心となるため、顧客の検討タイミングや関心の変化までは十分に把握できません。その結果、「営業はまだ早いと判断しているが実際は検討が進んでいる」「マーケは育成中だが営業は今動くべきだった」といったズレが生じ、機会損失につながるケースもあります。
こうした課題がなぜ起きるのかや、SFA・MA・データ活用の全体像については、下記の記事をご覧ください。
関連記事:セールスとマーケティングのデータ活用!顧客理解を深化させるツール徹底ガイド
A:営業やマーケティングの成果を、データに基づいて高めたい企業に向いています。SFAやMAを導入済みで、次のステップとして成果を伸ばしたい企業にも有効です。
A:どちらが優れているかではなく、自社の目的や運用体制に合うものを選びましょう。
海外ツールはデータ量や機能の豊富さが強みですが、日本市場との相性や運用面で調整が必要になる場合があります。一方、国内ツールはサポート体制や使いやすさに強みがあるものの、データ量や機能面では差があるケースもあります。
自社のGTM戦略や体制に照らして、無理なく運用できるかという観点で判断することが大切です。
A:ツールによって異なりますが、一定のコストと準備工数が必要です。
導入時には、SFAやMAとのデータ連携や運用ルールの整理が求められます。費用は数十万〜数百万円規模になることが一般的ですが、営業効率の向上や商談化率の改善につながるため、短期的なコストではなく中長期での投資対効果で判断しましょう。
ウルテクについて、もっと詳しく知りたい方へ