Web訪問企業を都道府県別に特定する新機能「Area Discovery」の提供開始

ログリー株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役：吉永浩和、証券コード：6579、以下、ログリー）が提供するアカウントインテリジェンスツール※1「ウルテク ( https://uruteq.logly.co.jp/ )」は、Webサイトへアクセスした企業をユーザー単位かつ「都道府県レベル」まで特定・可視化する新機能「Area Discovery 」を実装いたしました。本機能により、特定地域からのアクセスをフィルタリングして担当者へ即時通知することや、AIエージェントを活用した地域別の検索意図（インテント）解析が可能となります。

※1 アカウントインテリジェンスツールとは、ターゲット企業や担当者のニーズや購買意図をデータ解析で可視化し、マーケティングおよび営業活動の精度と効果を向上させるツールです。

■ 開発背景

従来、BtoBにおけるWebアクセス解析では、企業単位（IPアドレス）での判別が主流であり、アクセス元が「本社（東京など）」なのか「地方拠点（工場・支店）」なのかを区別することが困難でした。 このため、地方拠点をターゲットとする製品・サービスや、エリア担当制を敷く営業組織においては、正確なアプローチ先が特定できず、機会損失が発生していました。また、地域ごとに異なるニーズやマーケティング施策の効果が見えにくいという課題もありました。

■ 「Area Discovery」とは

「Area Discovery」は、従来の企業IP判定では識別できなかった「ユーザー単位での都道府県特定」を実現する機能です。アクセス元が本社か地方拠点かを明確に判別し、指定エリアからのアクセスを検知した瞬間にSlack等で担当者へ通知します。さらに、地域ごとの検索意図をAIが解析・可視化することで、エリア営業の即応性と地域特化型マーケティングの精度を同時に高めます。

■ 「Area Discovery」3つの特徴

1.「ユーザー×都道府県」の高精度な位置特定

従来の企業IP分析よりも細かい粒度で位置情報を特定し、本社以外の拠点（工場、病院、支店など）からのアクセスを可視化します。

2. エリア営業を加速させる「即時通知」

担当エリアからのアクセスをリアルタイムで検知できるため、該当地域の営業担当者が即座にアプローチを行うことができ、アプローチ漏れをシステム的に防ぎます。

3. AIによるエリアマーケティングの最適化

アクセス地域データとAIエージェントを連携させることで、地域ごとの興味関心の違いを解析。エリアごとの広告戦略やSEO対策の最適化に貢献します。

■ 「Area Discovery」はこんな方におすすめの機能

エリア制で営業活動を行うBtoB企業：

管轄エリアからの引き合いを逃さず、初動対応のスピードを向上させます。

地方拠点（工場・支店）をターゲットとする企業：

本社への無駄なアプローチを減らし、ニーズのある現場へ直接アプローチが可能になります。

BtoBマーケティング担当者：

地域ごとの費用対効果や関心度合いを可視化し、施策の精度を高めることができます。

■ 今後の展望

「URUTEQ」は今後も、高精度なデータ解析とAI技術の活用を通じて、BtoB企業の営業・マーケティング活動における機会損失をなくし、効率的な受注活動を支援してまいります。